ブログの現状

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ブログが一般的に広がったのは1999年8月アメリカで「5分でブログを作れる」と謳ったブログサービスBloggerが登場した頃。そして今2005年3月現在、ブログはセマンティックWeb、オープンソースコミュニティ、ブログ、SNSなどに代表される次世代Web(Web2.0)の中でも重要なトレンドになっている。

美学校ユーザーエンパワーメント実証実験の一環として開催されている3回の連続講座『コミュニケーションデザインと運営』の第2回でブログの話を担当した際、準備した資料の一部を公開してみることにした。

【図◎ブログの現状】を見て欲しい。

X軸はインターネットの進化の時間軸、Y軸は情報に対するユーザーの姿勢の時間軸。
ブログが一般的になるきっかけとなったブログツールのBloggerが登場した1999年をマイルストーンにしてみた。
情報を受け取けとる(IN)だけの立場から、情報を発信する(OUT)ことが容易になり今多くのブロガーがブログを運営している。

斜めの直線はスイスのCERNに在籍していたティム・バーナーズ・リーが作ったWeb(ワールドワイドウェブ)の始まり1991年を起点として創成の時からイメージされていたセマンティックWebに向かっている。
セマンティックWebは情報の意味をコンピューターが自動的に理解できるように内容に関する情報(メタ情報)をWebページに持たせようとするもの。

2005年3月現在、セマンティックWeb、オープンソースコミュニティ、ブログ、SNSなどはWeb第2世代Web2.0と言われている。
講座の準備中に、メディアの技術史、コミュニケーション、社会ネットワークに関する書籍を中心に読書した。
そしてメディアは結局コミュニケーションの手段として進化してきたという事を認識した。

ブログは最近ビジネスブログとか廉価なCMSとして注目を集めだしているが、そのポテンシャルはコミュニケーション機能にある、と考えている。ブログはメタデータRSSを自動作成できることからブログの普及によりRSSという語は多くのメディアに取り上げられるようになった。
ブログによりWebにおけるメタデータの普及の下地ができた。
WebがセマンティックWebに向かうのに寄り添い、ブログも進化する。

HTMLのWebページの時代はもう終わっている。ような気がする。ただ生かされているだけ。
ブログの機能を組み込んだXHTMLでWebデザインを考える時だ。

ブログはWeb2.0の中で最も重要なトレンド。
ブログは多くの人が情報を容易にOUTすることができる。
ブログはその機能、トラックバック、コメントでコミュニケーションを創出する。
ブログはRSSを自動作成することによって、限られた人の持てる時間を無駄にしない。

何もかもが豊かになった社会で、寿命(時間)が究極の希少性となる。

ブログの現状は、何もかもが豊かな社会の中でも求められるもの『コミュニケーション』を創出し、『時間』の無駄を省くことのできるWebとしてその存在感が強くなっていると考えている。