知り合いから、無料のブログサービスを紹介して欲しい、
条件の一つに
・出版を考えているので、著作権が運営側に移行しない。
とあった。調べてみる大きな問題があることがわかった。
無料ブログサービスを利用する際の選択肢としては
など。
一般的にはデザイン優先、著作権については考慮せずサービス利用を開始。
というのが普通だろう。
今回の場合は、著作権の帰属が最優先事項であったため、無料ブログサービスの著作権について調べている中で次の記事と出会った。読んでみて欲しい。
▼ITエンタープライズ記事『あなたのBlogは誰のもの』
http://www.itmedia.co.jp/enterprise/articles/0411/29/news023.html
著作権は通常、書いた本人にあるものだと広く認識されている。したがって、どのようなBlogサービスを利用しようが、自分が書いたものの著作権は護られている、と考えるのが当然だ。
しかし、Blogサービスの中には、利用規約の中に「サービス会社に対してユーザーは、著作者人格権をいっさい行使してはならない」という文言を入れているものがある。しかも、この文言を入れているのはひとつのBlogサービスではなく、複数のBlogサービスだ。
ITエンタープライズ記事『あなたのBlogは誰のもの』より引用
この、“サービス会社に対してユーザーは、著作者人格権をいっさい行使してはならない”というのが問題。
自分のブログが評判になり喜んでいた。が、自分の知らないところで書籍化の話が進んでいた。
なんてこともあり得るということ。
一般的に利用規約は読まずにブログサービスを利用開始する人の方が多いような気がする。
自分でもそうする。
しかし、将来書籍化やコンテンツの二次利用を考えているなら無料のブログサービス利用は避けるべきだろう。
“ただより高いものはない”ということになる前に、無料ブログサービスを使っている方は利用規約を読んだ方がいいかも。
by Harada Hiroki : 10:34 PM ・Comments (2) ・Trackbacks(0)
ブログが一般的に広がったのは1999年8月アメリカで「5分でブログを作れる」と謳ったブログサービスBlogger(http://www.blogger.com/)が登場した頃。そして今2005年3月現在、ブログはセマンティックWeb、オープンソースコミュニティ、ブログ、SNSなどに代表される次世代Web(Web2.0)の中でも重要なトレンドになっている。
美学校ユーザーエンパワーメント実証実験の一環として開催されている3回の連続講座『コミュニケーションデザインと運営』の第2回でブログの話を担当した際、準備した資料の一部を公開してみることにした。
【図◎ブログの現状】を見て欲しい。
(図をクリックすると別画面で表示)
X軸はインターネットの進化の時間軸、Y軸は情報に対するユーザーの姿勢の時間軸。
ブログが一般的になるきっかけとなったブログツールのBloggerが登場した1999年をマイルストーンにしてみた。
情報を受け取けとる(IN)だけの立場から、情報を発信する(OUT)ことが容易になり今多くのブロガーがブログを運営している。
斜めの直線はスイスのCERNに在籍していたティム・バーナーズ・リーが作ったWeb(ワールドワイドウェブ)の始まり1991年を起点として創成の時からイメージされていたセマンティックWebに向かっている。
セマンティックWebは情報の意味をコンピューターが自動的に理解できるように内容に関する情報(メタ情報)をWebページに持たせようとするもの。
2005年3月現在、セマンティックWeb、オープンソースコミュニティ、ブログ、SNSなどはWeb第2世代Web2.0と言われている。
講座の準備中に、メディアの技術史、コミュニケーション、社会ネットワークに関する書籍を中心に読書した。
そしてメディアは結局コミュニケーションの手段として進化してきたという事を認識した。
ブログは最近ビジネスブログとか廉価なCMSとして注目を集めだしているが、そのポテンシャルはコミュニケーション機能にある、と考えている。ブログはメタデータRSSを自動作成できることからブログの普及によりRSSという語は多くのメディアに取り上げられるようになった。
ブログによりWebにおけるメタデータの普及の下地ができた。
WebがセマンティックWebに向かうのに寄り添い、ブログも進化する。
HTMLのWebページの時代はもう終わっている。ような気がする。ただ生かされているだけ。
ブログの機能を組み込んだXHTMLでWebデザインを考える時だ。
ブログはWeb2.0の中で最も重要なトレンド。
ブログは多くの人が情報を容易にOUTすることができる。
ブログはその機能、トラックバック、コメントでコミュニケーションを創出する。
ブログはRSSを自動作成することによって、限られた人の持てる時間を無駄にしない。
何もかもが豊かになった社会で、寿命(時間)が究極の希少性となる。
ブログの現状は、何もかもが豊かな社会の中でも求められるもの『コミュニケーション』を創出し、『時間』の無駄を省くことのできるWebとしてその存在感が強くなっていると考えている。
by Harada Hiroki : 9:23 PM ・Comments (0) ・Trackbacks(2)

美学校「Webユーザーエンパワーメント実証実験」の一環として開講されている講座『コミュニケーションデザインと運営』の僕が担当した第2回が終了。
受講して頂いたみなさんありがとうございました!
図書新聞の佐藤さん、美学校の実証実験として行われたサイトのリデザインのZML言語によるサイトコーディング、CMS化 を担当された東京情報工学研究所有限会社の佐藤 健史さんにも受講して頂いていたのでちょっと緊張。
今回第2回はブログの話がテーマでした。
ブログを取り巻くWebの現状を説明するつもりで「web2.0」の話をしている時、受講者の方の頭の上に「???」が目に浮かんでいるのがはっきり見えてちょっと慌てました。
コメント機能、わかりづらいと言われるトラックバックについて質問を多数頂きながら説明する中で、受講者のみなさんの顔に笑顔が浮かぶようになって、ホット一安心。
この講座が、受講者のみなさんのブログを始めるきっかけになれば嬉しいです。
「???」はわからないのはてな?ではなく、この人(講師)大丈夫?の「???」だったのでは。と今思っています。
講座の中で、はしょり過ぎてわかりづらくした感があるメディアとコミュニケーションの関係、ブログを初めとするWeb2.0などはメディアの根源であるコミュニケーションを軸にゆるやかにセマンティックウェブに照準が定まった。みたいな話はこのブログで今後エントリーしていく予定です。
by Harada Hiroki : 8:27 PM ・Comments (0) ・Trackbacks(0)
ゼルドマンのサイトにあったニューヨーク公立図書館のデジタルアーカーブのニュースからサイトにアクセスしてみた。275,000点のイメージをデジタル画像で閲覧することができる。4年がかりのプロジェクトらしい。
こういうプロジェクトサイトに出会うといつも胸が一杯になる。
プロジェクトに参加した人たちの思いが伝わってくる。
そしてそんな時は大好きなWebに思いを馳せる。
bit(ビット)の集まりがネットワークを形成し世界中に広がっている。
誰もそれを自分の物にすることは出来ない。
デジタルなビットの集まりに過ぎないWeb(ウエブ)。
でも僕は「webの心」が存在するような気がしてならない。
人の思いがビットになりネットワークの中を血液のように流れる。
その流れを想像し僕は暖かく感じる。
クロッシング フィンガーズのブログの石田優子さんのエントリーにWebをとても美しく表現した文章があった。
ウェブサイトには、ソフトウェアよりもさらに柔軟性があった。 もはやモノというよりも植物のような感じだ。 それも人工的な盆栽などではなく、もっと自然な木や草のような存在だ。 それぞれの身の丈にあわせて成長して行く存在だ。 しかも、一方的に作るだけではない。 作った結果の声が耳を澄ませば聞こえてくる。
クロッシング フィンガーズ 日々の記事『モノ作り』より
人類が類人猿から分岐したのが600万年前。
いまでも現代人とチンパンジーの遺伝子配列は99%は同じ。
進化過程としては600万年は短い。
でも人類は社会や文化が伝導メカニズムとして機能し短期間で認知能力を身につけた。
らしい。
多くの現代人がインターネットを日常的に使い出したのはまだ10年ちょっと。
人類が手に入れた伝導メカニズムとしてのインターネット。
進化はこれから。
莫大なデータの映像、音声が行き交うのはそんなに遠いことじゃない。
技術は絶え間なく進化していく。
人の認知能力はゆるやかに進化し、人は社会というネットワークの中でコミュニケーションのためにメディアを使いこなしていく。
技術ではなく、人。インターネットは人のためにあるのだから。
『webの心/mind of the web』を伝えるWebサイト。
そんなWebサイトと多く出会いたい。
by Harada Hiroki : 11:48 PM ・Comments (0) ・Trackbacks(0)
今日は例年にない雪が降る。ということで早起きをして外をみると雪景色。
早めに出社の準備をすることにした。
ちょっと、時間があるのでウォッチしている「シニアのためのユーザビリティ研究所の代表モリマミコさんのブログ」をチェック。新しい中高年向けサイト『放課後倶楽部』がオープンしたことを知る。
タイトルからして楽しい。そういえば、放課後って楽しかったし永遠に続いて欲しい時間の一つだった。そう永遠に続いて欲しい時間は幾つもある。て矛盾してる?
この『放課後倶楽部』にアクセスした瞬間、楽しい気分になった。
シニア向けのサイトとして人気がでること間違いなし。
従来のシニア向けサイトのデザインは色調がシックというか陰気なカラーで、旅行や健康情報がメインコンテンツだったりする。これは所謂、シニア向けアンケートの統計的数字を反映したもの。
アクセスした瞬間「またか〜」とすぐ引き返したくなることが多い。っていうか引き返す。
『楽しい』と感じる情動が免疫機能を上昇させたり、無意識の行動を起させる。
多分このサイトで旅行や商品販売を行ったら、無意識に『注文する』をクリックする中高年の方は多いだろう。楽しさのメタファーとして『放課後』を選択した時、成功が約束されたような気がする。
シニアマーケティングの新しい「ツボ」を見つけたようなもの。
早速、『オトナ診断』をやってみる。
結果、
【ナウなオトナ免許皆伝 】
かくもナウなオトナらしいナウなオトナが存在したとは……。感激です。もうこれ以上何も言うことはありません。ただ向上心を持ちつづけるのがあなたのいい所であるようですので、まだまだ成長し続けるのでしょうね。本当に羨ましいことです。これからも世の人にそのナウなオトナっぷりを振りまいていって下さい!
ん、そうかそうか。単純な僕は頬が緩んでいるのがわかる。
今日は朝から気分がいい。
by Harada Hiroki : 4:32 AM ・Comments (2) ・Trackbacks(1)