[October 28, 2006]

WEB2.0的な音楽との出会いPandora

Category: Music
Pandoraの仕組みは、一見シンプルだ。会員は無料で、自分専用のラジオ局を最高100局まで作成できる。それぞれの局は、自分のお気に入りの曲やアーティストを指定すると、そのサウンドをもとに設定される--たとえば、The Beatlesの「Blackbird」や、より簡単に「Princeの曲」といった具合だ。ひとたびシステム内にアーティストや楽曲が見つかると、ラジオ局は数秒のうちにリズムやサウンドの似た音楽をインターネットを通じてストリーム配信する。ライセンスの制約があるため、Pandoraはリスナーが指定する特定の曲を配信することはない。

神田敏晶さんのブログKandaNewsNetworkのサイドバーに貼られたBOOKMARKED SONGSというウィジェットのようなものを発見したのが、Pandoraとの出会い。
早速アカウントを作ってみた。

進化したインターネットラジオみたいなPandora。
お気に入りのアーティストのステーションを100局まで開設できる。
いくつか作って流していると、新しい曲が流れてくる。
これは、自分が登録したアーティストの音楽のDNAをもとに、マッチしたアーティストの曲を流してくれるようになったから。最近気になりつつ忘れていたCat Powerが流れ始めた時には、嬉しくなった。
Pandoraではミュージック・アナリストと呼ばれる音楽の教育を受けたり、素養がある従業員が曲を分析しDNAとしてデータベース化、DNAがデータベース化された曲をユーザーは聞くことになる。

Pandoraについてのメモ。


  1. 作成したYOUR STATIONの中のアーティストを選んで流していると、そのアーティストの曲と同じようなDNAをもったアーティストの推薦曲が流れる。

  2. 推薦曲が流れている時、表示されたジャケットにマウスオンすると、I don't like it、Menu、I like itの3つのアイコンが表示される。

  3. I don't like itをクリックすると、その曲は停止。嫌いな曲のDNAとしてユーザー情報のデータベースに登録される。

  4. I like itをクリックすると、好きな曲として、DNAがユーザー情報のデータベースに登録される。好き嫌いを明確に伝えることで、ますます自分好みのアーティストの曲が流れ出すという、ユーザー適応型推薦のマッチングを実現している。

  5. Menuをクリックすると、その曲をどうするか選択する画面が表示される。そのアーティストのステーションを作る。曲、アーティストをブックマークする。アーティスト、曲、アルバムのバックステージ(情報)を読む。アマゾン又はiTunesで購入するためのリンク。

  6. Pandoraのミッション「あなたが愛する音楽の新しい出会いを手助けする」を推進するThe Music Genome Projectとして行われている。


ブロードバンドの帯域、無線LANの環境が整い、所有することが財産であった時代から所有せずシュアし人に喜びを与えるサービスやプラットホームを提供することが自然にビジネスになりつつある。いつでも好きな時、場所からアクセスできる時、人は所有しなくてもいいんだという事を強く自覚するようになる。そんなインターネット的な時代がWEB2.0だと思っている。音楽はデジタルな時代で、ユーザーのスタイルが変わって来ている。それは、今無名なミュージシャンにも多くの可能性があることを示唆している。Pandoraは凄い。Pandoraを活用したDJ的な人が近い将来登場するに違いない。

あなたも是非試して下さい。
今までみた事も聞いた事もないミュージシャン、曲との出会い。
音楽を愛する人が、ずっと待ち望んでいた音楽の楽しみ方。パンドラの箱を空ける機会をPandoraは提供してくれます。
無料で。

by Harada Hiroki : October 28, 2006 1:54 AM

Tag: Pandora, WEB2.0, ユーザー適応型推薦, 神田敏晶, 音楽


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